先日、クロス事業協会の冬フェスタが行われました!
今年の目玉はなんと「腰袋選手権」!!!
職人さんがいつも仕事で使っている道具入れ“自慢の腰袋”を出品ていただいて、
アイデアや内容、見た目等コンテストで競い合うという企画です。
1位には10万円もの賞金が贈られます!
わー!!
きゃー!!
10まんえん!
と聞いて、職人さんはハイテンション!
ぜひ、インテリアホソイ関係者に優勝してもらいたいです!
はじめに、会場全員一人一票を持って投票し、上位6名が選ばれます
みなさん真剣!
約50点ほどエントリーされている“腰袋”をじっくり観察したり、触ったり、持ち主に腰袋の説明をしてもらったりしていました
(現場の荒々しいにおいがプンプン!)
本大会には、床材やクロス、窓まわりのメーカーさん、
新潟から、腰袋メーカーの方も来られていました。ありがとうございます!
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では、私の気になった腰袋をピックアップしてご紹介していきましょう
まずは、これ!
竹べらといって壁紙の切るところに跡をつける道具なのですが・・・
既製品でなく手づくり!どうして?
理由を聞いてみると、この太さが手に馴染んで力が入れやすく跡がつけやすい!
とのこと!
さすが!
既製品だとこちらの職人さんにはキャシャで細すぎるみたいです・・・・・・
大きな手だし。。。。なるほど。。。
そしてこちら!
ドット(水玉)柄のとってもかわいい腰袋
女性の床貼り職人さんの腰袋です
なんと全てが手作り!
1枚の布から縫製し、全て計算しつくされているポケットの数とカタチ!
女性ならではです、レースのあしらいもかわいい!
こんなコンパクトな中にたくさんの工夫がしっかり凝縮されていました。
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会場は熱気と活気で大にぎわい!
そんな中、関係者スタッフが開票し最終選出者がえらばれました
お待たせしました最終審査です
6名それぞれが自慢の腰袋アピールタイムに入ります
実は、この腰袋は、職人さんの「イノチ!」と言っても過言ではないものなのです
それぞれの個性や性格、仕事の段取り、見た目に思いを持って腰袋をカスタマイズしている職人さんの肌の一部!逸品なのです
この逸品によってお仕事の内容が左右されたりするんですよねえ・・・
自分でカスタマイズした道具の説明、その道具ができるまで、これからこんな道具があればいいのに・・・
などなど
みなさん腰袋への思い入れやこれからの要望や夢を語ってくれました。
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ドキドキ!
いよいよ、最終審査の発表です!
3位!!
かわいい手作り腰袋を作られた女性床貼り職人
坪倉さん!!!
2位!!
シンプルイズベスト!長年同じ腰袋を愛用している
小柴さん!!!
栄えある第1位!
石田さん!
ほんとうにおめでとうございます!
職人さんがお仕事に向かう本気な姿勢や
日頃は面白くていつも笑って冗談をしゃべってられるのに、お仕事となればこんなに真剣なんだ・・・・
感動しました
これからは現場で“面白いカスタマイズ”はないか
腰袋を激写しようかな
こっそりいろいろ教えてくださいね
インテリア企画室
宮前